伝道の志、今も生きて
日本キリスト教団青戸教会は1952年(昭和27年)に設立されたプロテスタントの教会です。プロテスタント教会は500年以上前の1517年にドイツでマルティン・ルターが始めた宗教改革によって生まれました。青戸教会は、賀川豊彦牧師が下町伝道を推進する中で生まれた教会です。賀川牧師は戦前、反戦思想で拘留され、戦後は新生日本の大衆伝道のために活躍しました。この思想に共鳴した初代牧師の中山真多良(しんたろう)牧師が開拓伝道を始め、そののちは川島貞雄・温美(はるみ)両牧師が長く牧会をし、1996年11月には新会堂が竣工されました。佐々木迪淳(みちなお)牧師を経て、現在は2015年4月から高橋克樹牧師が務めています。



牧師紹介

牧師 高橋 克樹
1955年北海道生まれ。日本大学法学部新聞学科卒業後、地方紙の新聞記者を経て日本聖書神学校卒業。日本基督教団田園調布教会、早稲田教会、豊島岡教会で牧師を歴任し、日本聖書神学校で実践神学の教員を勤めた。
東洋英和女学院大学修士課程修了(死生学専攻)。2023年3月にヤマザキ動物看護大学教授を定年退職し、現在は同大学で哲学や生命倫理の非常勤講師を務める。共著に「愛に生きた証人たち」「死別の悲しみから立ち直るために」(聖学院大学出版会)、「自死遺族支援と自殺予防」「信仰生活ガイド 苦しみの意味」(日本キリスト教団出版局)。関心分野は生命倫理、スピリチャルケア、哲学。

